政治家が握手をする理由

こんにちは。
ビジネス印象力コンサルタント、松崎彩です。

週末は、衆議院議員選挙ですね。

あと数日で投票のせいか
連日、政治家の方は
街頭で演説されたりしてますね。

13884264 - speaker holds the microphone close up

13884264 – speaker holds the microphone close up

演説が終わると、
握手をして足早に去っていく・・
というのがよく見る光景。

この、握手
必ずといっていいほど
政治家の方は
されますが

なぜ、
政治家は握手をするのでしょう。

それは・・

+————————+

相手のパーソナルスペースに
踏み込みたいから

+————————+
なんです。

パーソナルスペースとは
自分の体の周りに持った
「身体的テリトリー」のこと。

この距離感は
相手との関係性でできています。

つまり、相手との関係性が
近かったり、心許していれば
その範囲は小さいと言われています。

例えば、
上司や部下、先生と生徒などは
相手の顔や表情は
よく見えて、話もできる距離。

だいたい1〜2メートルぐらいでしょうか。
職場の机などの配置を
考えると想像しやすいかと思います。

友達などは
お互いが手を伸ばせて
手が触れられる範囲。

50センチ〜1メートルです。

50センチより近い距離だと、
恋人や家族など、
心を許した人のみ入れる範囲です。

手を伸ばせば、
相手の体が触れられる距離感になるので
より親密ゾーンと言えるでしょう。

政治家が演説しているのは、
2〜7メートルの距離感です。

距離によっては、表情が
見えづらく
話も大きな声でないと
届きません。

この距離感だと
たくさんの人に、言葉が届けられる反面

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親近感が
持てないのです。

+————————+

だから、政治家は
演説が終わると
近い距離に踏み込んでいきたいので

握手というツールを使っているのです。

親密ゾーンに、
急に入ってこられると
人は圧迫感を覚えます。

満員電車などを想像すると
わかりやすいですね。

自分の気持ちとは関係なく
満員電車で近い距離感を保たなければ
いけない時は、

圧迫感を少しでも避けるため
広告を見たり
目を合わせないようにしています。

だからこそ、政治家は
笑顔で、握手をしようと
手を差し出すのです(笑)

笑顔で、手を差し出されると
握手をしちゃいますよね。

握手をすると、
自然に、相手の
親密ゾーンに入りやすい。

脳は、親密ゾーンに入った人を
「近しい関係の人かな」
と誤解してしまうそうです。

政治家の握手シーンを
見るたびに
うまいなーと、思ってしまいます。笑

これ、実は
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政治家だけでなく、
私たち一般人にも使えます。
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この商談、うまくいかせたいな
と思ったら

商談の最後に
「じゃ、よろしくお願いします」
の言葉とともに握手をする。

セミナーの後に
「ありがとうございました」
の言葉とともに
さっと手を出し握手をする。

こうすることで、今までより
相手の方と近い関係に
なれるかもしれませんよ^^

試してみてくださいね。

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